蜷川幸雄の「海辺のカフカ」
蜷川幸雄の「海辺のカフカ」
読むのに1日かかる小説が、3時間でこんなにキレイにまとまるなんて!2つの物語が交互に進むこのお話をどう舞台化するのかと思っていたけど、こんなにシンプルにスムーズに見せられるなんて驚き。
舞台で見るワンシーンワンシーンが文章から想像していた脳内映像と、ほとんど変わりない。それって頭の中に浮かんだ情景を言葉だけですべての人に伝えられる村上春樹の文章の凄さなんだとあらためて気づかされたり。
関係ないけど、村上春樹が好きな人と嫌いな人、僕はその人の文章を読んだらすぐ分かります。