実在したタイムトラベラー? 「ジョン・タイター」とは何者か。
STEINS;GATE「記憶を消して、もう一回プレイしたい。」で
その存在を知ったジョン・タイター。
Wikiには2000年にインターネット上に現れた、
「2036年からやってきたタイムトラベラー」とある。
そのとき、アップデートされた資料は今でも見れる。
タイターはまず2036年から1975年にタイムトラベルし、
そこで「IBM 5100」開発者である自分の父方の祖父に会った。
その目的は、「2038年問題」に対応するため。
IBM 5100には、マニュアルにないコンピュータ言語の翻訳機能があり、
そのロストテクノロジーを入手する必要があったらしい。
タイターはその後、1998年に飛んだ。
そして自分の両親と生後2ヶ月の自分自身に会い、
それから2年ほど4人で奇妙な同居をしたと語っている。
目的は2000年問題によって引き起こされる混乱から一家を救うため。
僕たちが生きるこの世界線で2000年問題が大きくならなかったのは、
タイターが1975年にタイムトラベルしたことが影響しているらしい。
家族の無事を見守りながら、タイターはインターネットの掲示板を通じて
タイムマシン理論や、未来に起きる問題について忠告して、
最初の書き込みから約4ヵ月後の2001年3月に
「予定の任務を完了した」という言葉を残して消えた。
史実として、タイターが去った2年後の2003年に
タイターの両親を名乗る夫婦が5歳の幼児を連れて
フロリダの弁護士事務所に訪れたことがわかっている。
夫婦は匿名を条件にタイターの存在を証言し、
夫婦が連れていた5歳の幼児がジョン・タイターという名であると語った。
夫婦はインターネットで交わされたタイターと質問者たちとの質疑応答の全記録、
タイターの話を裏付ける証拠物件を弁護士に預託したという。
STEINS;GATEを知っている人にはたまらない話だ。
タイムマシンについての理論についても、
写真や資料つきで詳細な説明が残っている。
ただの都市伝説だと言ってしまえばそれまでだが、
残された理論に対して未だ重大な誤りも見つかっていない。
はたして、ジョン・タイターは本当にいたのか。
ググりながら、想いを馳せてみるのもよい肴になるものだ。