「何を言うか」は「誰が言うか」にかかっている。



「じゃあいつやるか? 今でしょ!」
2013年4月現在時の人、東進ハイスクール講師 林修。
hayasi
名言を残す人は、その場の思いつきを話しているわけじゃない。
「とにかく日本語が大好きで」
そう語る林先生のスマホはメモだらけという。

だからこそ、

ある番組では「東大生合格者」に向けて名言を連発。
「東大に入る為に頑張って培った能力は、この先の人生に何の意味もない。」
「抜かない刀を自慢するような生き方はやめてください。」
「自分が出来る事を探していくのが大人。」
「人生は1つ勝てるものがあるだけでいい。他が全て負けてもいい。」
他にも、
「借金は性能のいいエンジンみたいなもので、
背負っているとものすごくスピードが上がるんです。」
「受験にはフライングもスピード違反もない。」など。

東大卒業後、大手銀行に就職するも半年で退職。
ギャンブルにおぼれ1800万の借金をつくってしまった。
この人はただのエリートじゃない。挫折を乗り越えてきたフツウの人。
そんなバックグラウンドも共感を呼ぶ理由だろう。

「何を言うか」は「誰が言うか」にかかっている。

今のペースだと「今でしょ」という名言は、
すぐに消費期限が過ぎてしまうだろうけど、
この先生なら、きっとまた新たな名言を生むんだろうな。

林先生の「プロ論」いい記事です。
まだ読んだことがない人はぜひ。

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