気がつけば、私、ひとりじゃなかった。



ももへの手紙
とても気持ちのいい涙がスーッと頬をつたった。
ひとは、ひとりじゃないんだよな。

家族や友だちが突然いなくなった経験はまだないけれど、
それって幸せなことなんだと思う。

人は自分の思い通りにいかなかったりすると、
あとでもっと後悔するだけだってわかっているのに、
イライラを顔や言葉に出して相手にぶつけてしまう。

お母さんだって、お父さんだって、いつ別れがくるかわからない。
だからこそ、ひとに自分の負の感情をぶつけるようなマネはせず、
相手の気持ちを考える想像力を持たなくちゃ。