ホリエモンとオタキングが、カネに執着するおまえの生き方を変えてやる!



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岡田斗司夫の「オタキングex」という仕組みがおもしろすぎる。
2010年という昔に立ち上げているのがまた凄いのだけど、
これは「社員」が「社長」に給料を払うシステム。
年会費12万円の代わり岡田斗司夫のギャラはタダ、コンテンツもタダ。
ただのパトロンシステムやメルマガシステムではなく、
彼のコンテンツを無料化して、社員以外も含むすべての人に届けるための組織。
たとえば本を書くとしても印税はゼロ。すると出版社も頼みたくなる。
社員といっしょに書いたりするので、私塾的な効果もある。
12万円払える人なので、質の高い人が選別されて参加してくる。
それは同時に、「ちゃんと岡田斗司夫らしくあれよ」という監視の目でもある。
そうやって個人を拡張していく実験が「FREEex」。
給料をもらっているから会社をやめられない、という縛りからの解放であり、
ホリエモンたちのメルマガパトロンシステムから、
さらにレベルをひとつ上げたシステムなのだ。
これは世界一周にも使える。有名人でなくても可能になるアイデアが必要だけど。

 

対するホリエモンもおもしろい考え方を連発。
貨幣経済の本質は、マルチ商法などと同じ。
ほんの一握りのひとが成功するのと引き換えに、
今まで仕事にありついていた人が失業していくというもの。
つまり、世界の仕組みに気づかないあわれな奴隷たちの犠牲の上になりたっている。
ホリエモンは「国家は必要なのか?」という疑問から、
株式を分割して流動性を高めて通過の代わりを果たそうとした。
それは例えば、百貨店に買い物に行ったら
「円で払いますか?株で払いますか?」といった具合に。
世界企業であれば、確かに株は世界通貨になれる。
国家だって倒産したら紙幣は無意味になる。
おなじだ。ベンチャー国家をつくろうとした。
ライブドアの野望はとてもおもしろい試みだったんだなぁとあらためて思う。

 

•日本人初の宇宙飛行士は毛利さんではなく、TBS記者の秋山豊寛。
•イカには心臓が3つある。ひとつ止まっても大丈夫。
•あらゆる技術は、実用化される15年か20年前にはそのひな形ができている。
•中二病より小4病。10歳のまま。スゴイ人のことを自分より大人だと思うことはある。でも、実は子どものままだからスゴかったりする。
•ひとを一人一人見極めていくのはストレスがいる。だからこそ家族や友人という身内をつくって「身内は信じられる、それ以外は信じられない」と決めうちしておく。
•「不倫はいけない」とか「子どもは親が育てる」などのルールが生まれたのは、昔、人間の生活が太陽の運行に支配されていて、みんなが一丸となって食糧を生産しないと生きていけなかったから。「会社はやめてはいけない」や「上司がいたら帰りにくい」とかもそう。戦後の時代に支配されていて、最大効率で全速前進しなければ行けなかったから。