「意志が弱い自分」に二度と負けないテクニック。(スタンフォードの自分を変える教室/ケリー・マクゴニガル)



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「できない理由を特定する。」
やるべきことは何で、何が妨げているのか。
たとえば、「早起き」「禁煙」「旅活」である。
妨げている理由は「意志力」、つまり意志が弱いからではなく、
それぞれ「翌朝するべきことのイメージ不足」、
「代替となる気持ちの切り替え方の不足」、
「同じ目的を持つパートナー不足」などが挙げられるかも。

 

「もうひとりの自分に名前をつける」
意志力の問題は2つの自己のせめぎあい。
衝動的な自分は何を望み、長期的な自分は何を望むのか。

衝動的な自分を「なまけもの」などとあだ名をつけて制御しながら、
長期的な理想の「自分2.0」ならどう動くか考える。
つまり、「する自分」と「しない自分」の未来を考える、
「想像力」が意志力を左右する。具体的にイメージできれば、
たとえ遥か未来の目標でも叶えやすくなる。

 

「選択した瞬間を振り返る。」
たとえば、「早起き」において、いつ目標を妨げたのか特定する。
成功:起きて時計を見て、朝イチ展開の仕事があるため出社。
失敗:起きて時計を見て二度寝。

ほかにも、ランチを大盛りにしてしまう、
必要以上にメールやFBをチェックしてしまう、
ラーメンなど外食をしすぎてしまう、
アニメやyoutubeに制限をかける
など、直したい、いや直さなければいけない目標はたくさんある。

 

「瞑想で脳力を引き出す。」
まずは、1日5分。いずれは、15分目標で「瞑想」を。
呼吸に集中。乱れても呼吸に集中。
すると1日の脳力パフォーマンスが上がる。

 

さらなるテクニックをひとまとめに。

「呼吸の数を4〜6回/分に」→落ち着くと意志力の精度があがる。
「睡眠時間は6時間」→それ以上でも、それ以下でもなく、守る。
「ストレスは無益」→自分を追いつめてもパニックになるだけで百害のみ
「疲労感は当てにならない」→アスリートは気力で走れる。疲労感は必ずしも限界のサインではない。
「お菓子のかわりにナッツを食べる」→ケーキよりもエネルギー効率がいい。
「意志力トレーニングはひとつずつ」→記録をつけて見える化する。
「望む力が最大の制御力」→成功したらどんないいことがある?周りの人がどうなる?想像しよう。

 

自分の戒めに関するテクニック集。

「成功しても油断しない」→走ったあとにラーメン、ではなくなぜ成功したのかを考える。
「やめられない未来をイメージする」→虫歯を放置したら?タバコを吸い続けたら?
「どうにでもなれ効果に気付く」→誘惑に負けても落ちぶれない。
「自分が誰のまねをしているのか気付く」→よくない人のマネをしていないか自覚する。
「欲望を感じたら10分待つ。」→煙草を吸う前に10分、買う前に10分。待ち、かつ離れる。youtube対策にも有効かも。
「あとで取り返せると思わない」→あしたにまわさない。逃げ道も塞いでおく。「一本吸っちゃおっかな」ではなく、「一本吸えばこれから一年、毎日毎日吸うことになるけどいいの?」と確認する。先延ばしにしてツケがまわってきていいの?と問いかける。